離婚における健康保険のお話③〜「離婚すると子どもが無保険になる?」

行政書士 離婚

今回は、子どもが父の健康保険に入っている場合に、父母が離婚し、親権者を母と定めたときに、子どもは無保険になってしまうことがあるのかということについてのお話です。

 

 

 

ミースケ:「離婚のときに、子どもがいた場合、子どもの健康保険はどうなるの?やはり、親権者となった人の健康保険に入ることになるの?それまでは、無保険になるの?」

 

ウサ吉行政書士:「結論を言いますと、離婚したからといって、子どもさんがすぐに無保険になるということはありません。というのは、『子どもの健康保険の加入資格については、父母のどちらが親権者であるかは直接に関係ない』からです」

 

ミースケ:「えっ?」

 

ウサ吉行政書士:「健康保険の加入資格については『離婚後の扶養の実態』に従って判断されることになります。ですので、父と母が離婚して、親権者を母とした場合でも、『扶養の実態』によっては、子どもさんが父の健康保険に加入したままでいることもできます。」

 

ミースケ:「へえ〜!確認だけど、子どもがお母さんと2人で暮らしていて、お父さんと別居していても、お父さんの健康保険に残ることができるんだね?」

 

ウサ吉行政書士:「はい!できます!この場合、お父さんの健康保険に子どもさんが残るための要件は『子どもが主として父たる被保険者により生計を維持していること』が要件であり、『同一世帯に属する』ことは要件でありません」

 

「誤解を恐れずに簡単に書くと、実質的に、お父さんの経済力によって、子どもさんが養われているのであれば、子どもさんは、お父さんと一緒に、暮らしていなくても、お父さんの健康保険に加入したままでいれるのです」

 

ミースケ:「そうなんだ!」

 

ウサ吉行政書士:「そうなんです!もう一度いいますが、『扶養の実態』によって健康保険の加入資格があるかないかが問われますので、離婚により、直ちに、子どもさんがお父さんの健康保険から追い出されるということはありませんので、ご安心下さい」

 

ミースケ:「なるほど!『国民皆保険制度』って考えてみれば、とてもありがたい制度だと言えるんだね!」

 

ウサ吉行政書士:「そういうことです!」

 

 

黒田行政書士法務事務所では、離婚協議書、婚姻契約書の作成に関連する、結婚や離婚など家族にまつわる様々なご相談を、承っております。

兵庫県西宮市を中心として、阪神間、関西一円でのご相談を承ります。

電話やメールでのご相談なら全国対応が可能です。

行政書士の業務を通じて、みなさまが幸福になることのお手伝いができればと思っております。

今回もお読み下さりありがとうございました。

 

« »