一部の相続人からの銀行預金の払戻請求その1

相続・遺言 行政書士

ミースケ:友人の家で相続が発生したんだけど、遺産分割協議がまとまらなくて・・・

友人は銀行に対して、自分の法定相続分を払い戻して欲しいと言ったんだけど・・・

「相続人全員の合意がないと払い出せない」と銀行員に言われたみたい。

何とかならないのかな?

ウサ吉行政書士:私も、相続手続のお仕事をしていると銀行の方によくそのように言われますが(;^_^Aアセアセ・・・

何とかなります。

それは銀行の方が間違っています。

ミースケ:本当?

ウサ吉行政書士:本当です、ご安心を!

まず、この問題を考えるに当たって、基本判例のようなものがあります。

それをご紹介しますね。

「相続人が数人ある場合において、相続財産中に金銭その他の可分債権があるときは、その債権は法律上当然分割され、各共同相続人がその相続分に応じて権利を承継するものと解するのを相当とする(昭和29・4・8判タ40・20)

要するに、預金などの金銭債権は簡単に分けることができる債権だから、相続人が数人いる場合は、その相続分に応じて権利を取得するので、その分は払い戻してもらうことができるということです。

ミースケ:そんな判例があるんだね!

でも、この判例は昭和29年の判例なのに、どうして平成の今になっても、銀行はすぐに払い出しに応じてくれないんだろう?

ウサ吉行政書士:それはですね・・・

銀行にも銀行の言い分があるのです。

ミースケ:どんな言い分があるの?

ウサ吉行政書士:エントリーが長くなりすぎてはいけないので、次のエントリーでお話しますね!

 

(追記)

平成28年12月19日の最高裁大法廷決定により判例が変更されました。

遺産分割が終了するまで、銀行預金の払い戻しはできなくなりました。

最高裁大法廷の決定の要旨はこちら

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