どっちが優先?

成年後見 行政書士

ミースケ:任意後見と法定後見はどっちが優先するの?

ウサ吉行政書士:基本的には任意後見です。

ミースケ:なんで?

ウサ吉行政書士:任意後見契約は「本人の意思に基づいて」結ばれますので、「自己決定の尊重」という点からも法定後見より優先されます。

という訳で、任意後見契約がある場合は、原則として法定後見は開始しません

また、任意後見契約の発効前に、法定後見が開始されている場合であっても、任意後見監督人選任の申立てがあれば、家庭裁判所は任意後見監督人を選任して、任意後見契約を発効させ、法定後見開始の審判を取り消すことになります。

ミースケ:「自己決定の尊重」って、良く出てくる単語だよね!

ウサ吉行政書士:後見制度にとっては、重要なキーワードになりますので、よく覚えておいて下さいね!

ミースケ:でも、「原則として」ということは「例外」もあるんだよね!

ウサ吉行政書士:そのとおりです。

任意後見法10条1項は次のように規定しています。

任意後見契約が登記されている場合には、家庭裁判所は、本人の利益のため特に必要があると認めるときに限り、後見開始の審判等をすることができる。

ミースケ:じゃあ、本人の利益のために特に必要があるって、どんな場合のことをいうの?

ウサ吉行政書士:例えば、本人が任意後見人に与えた代理権の範囲が狭すぎる場合が想定されます。

もっと具体的にいうと、本人が悪徳商法にひっかかった場合です。

任意後見人には同意権・取消権がないので、法定後見制度の利用を検討することになります。

(了)

行政書士あおぞら法務事務所では、成年後見制度の利用のお手伝いや任意後見契約書の作成についてのご相談を承っております。

当事務所の行政書士である大戸道子と黒田信夫は、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター(コスモスひょうご)の会員です。

兵庫県西宮市・芦屋市を中心にご相談を承ります。

電話やメールでのご相談なら全国対応が可能です。

行政書士の職務を通じて、みなさまが幸福になれることのお手伝いをできればと思っております。

市民のみなさまの「自己決定の尊重」「現有能力の活用」「ノーマライゼーション」に寄与できるように日々努力しております。

今回も、お読みくださり、ありがとうございました!

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特定行政書士 黒 田 信 夫
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