任意後見契約の本人となる要件とは?

成年後見 行政書士

ミースケ:お題の「任意後見契約の本人となる要件とは?」ってどういうことなの。

ウサ吉行政書士:要するに本人として契約できるのはどういう人かというお話です(;^_^Aアセアセ・・・

説明しますね。

任意後見契約は契約ですので「契約締結能力」が必要です

「契約締結能力」とは、簡単にいうと、本人が契約の内容を理解できる能力のことです。

ミースケ:未成年者も契約を結ぶことができるの?

ウサ吉行政書士:( ̄□ ̄;)!!

ミースケ:どうしたのっ( ̄□ ̄;)!!

ウサ吉行政書士:まさか、そんな質問が来ると思っていませんでした(;^_^Aアセアセ・・・

未成年者も法定代理人の同意があれば、任意後見契約を結ぶことはできます。

しかし、本人が未成年者の場合には任意後見監督人の選任はできないと規定されています(任意後見法4条1項1号)。

ミースケ:判断能力が不十分な場合であっても、契約締結能力がある限り、任意後見契約は締結できる、と本で見たことがあるんでだけど、本当にできるの?

ウサ吉行政書士:( ̄□ ̄;)!!

ミースケさん、いつの間に、そんな勉強家に(;^_^Aアセアセ・・・

結論から言うと、現時点で、任意後見契約の締結は難しいと考えます。

と言うのは、任意後見契約は公正証書で作成しなくてはいけません。

公証人は、作成の依頼を受けた任意後見契約につき、無効や行為能力制限による取消しとなるような可能性があるときは、公正証書を作成することができません。

そこで、もし、本人の判断能力に疑いがある場合に公証人は・・・

契約締結能力を有することを証するべき診断書などの提出を求め、任意後見契約公正証書の原本とともに保存し、または本人の状況などの要領を録取した書面を証書の原本とともに保存するものとされています

ミースケ:お医者さんがそんな診断書を書いてくれるの?(;^_^Aアセアセ・・・

ウサ吉行政書士:実際のところは難しいと思います(;^_^Aアセアセ・・・

そのような場合は、やはり、法定後見制度の利用を検討することになると思います。

ちなみに言うと、法定後見が開始して成年被後見人となった人でも、契約能力を有しているのであれば「自己決定の尊重」という観点から任意後見契約を結ぶことができるとされています。

しかし、ここでも、「契約能力を有している」と立証するのは現状では難しいのかなと考えます。

ミースケ:やはりそうだよね(;^_^Aアセアセ・・・

ウサ吉行政書士:ということで、任意後見契約の利用を検討される方はお早目に行動されることをオススメします(;^_^Aアセアセ・・・

(了)

行政書士あおぞら法務事務所では、成年後見制度の利用のお手伝いや任意後見契約書の作成についてのご相談を承っております。

当事務所の行政書士である大戸道子と黒田信夫は、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター(コスモスひょうご)の会員です。

兵庫県西宮市・芦屋市を中心にご相談を承ります。

電話やメールでのご相談なら全国対応が可能です。

行政書士の職務を通じて、みなさまが幸福になれることのお手伝いをできればと思っております。

市民のみなさまの「自己決定の尊重」「現有能力の活用」「ノーマライゼーション」に寄与できるように日々努力しております。

今回も、お読みくださり、ありがとうございました!

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特定行政書士 黒 田 信 夫
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