任意後見人はクビに(解任)できますか?

成年後見 行政書士

ミースケ:前回までのお話では、任意後見契約を解除できるというお話だったけど、任意後見人をクビにすることはできますか?

ウサ吉行政書士:クビにすることは可能です。

正確に表現すると「解任」という表現になりますが(;^_^A アセアセ・・・

ミースケ:どんな要件があるの?

ウサ吉行政書士:要件は任意後見法8条に規定されています。

任意後見人に①不正な行為、②著しい不行跡③その他その任務に適しない事由があるときは、家庭裁判所は一定の人の請求により、任意後見人を解任することができます。

ミースケ:①の不正な行為の例ってどんなもの?

ウサ吉行政書士:例えば、任意後見人がご本人の財産を自分のために使ってしまうなどの財産管理に関する不正を行った場合がこれにあたります。

ミースケ:②の著しい不行跡の例ってどんなもの?

ウサ吉行政書士:品行が著しく悪いことですね。

具体的に例示するのはなかなか難しいですが、道徳的に見て普段の行い、身持ち、行状が極めて悪いということです。

ミースケ:③のその他その任務に適しない事由の例ってどんなもの?

ウサ吉行政書士:任意後見監督人への報告義務をなかなか実行しない、任意後見監督人の同意を要する旨の特約違反などがあげられます。

例えば、「居住用不動産の売却については、任意後見監督人の書面による同意を必要とする」とされているのに、任意後見監督人の同意を得ず勝手にご本人の居住用不動産を売却したりする行為がこれにあたります。

ミースケ:解任を請求できる人ってどんな人?

ウサ吉行政書士:任意後見人、ご本人、ご本人の親族または検察官です。

ミースケ:裁判所は請求を待たずに任意後見契人を解任することはできないの?

ウサ吉行政書士:残念ながら法定後見とちがって、任意後見人については家庭裁判所による職権による解任は認められておりません。

ミースケ:それはどうして?

ウサ吉行政書士:私的自治に裁判所があまり介入してはいけないという考え方があるようです(;^_^Aアセアセ・・・

任意後見人の解任の審判が確定すると、任意後見契約は終了し、裁判所書記官が法務局に終了の登記を申請します。

(了)

行政書士あおぞら法務事務所では、成年後見制度の利用のお手伝いや任意後見契約書の作成についてのご相談を承っております。

当事務所の行政書士である大戸道子と黒田信夫は、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター(コスモスひょうご)の会員です。

兵庫県西宮市・芦屋市を中心にご相談を承ります。

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今回も、お読みくださり、ありがとうございました!

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