配偶者居住権の創設の背景(最判平成8年12月17日)

相続・遺言 行政書士

ミースケ:今日は配偶者居住権の創設の背景について教えてくれるんだって?

ウサ吉行政書士:はい。

これも簡単にお話します。

創設の拝見は、まず一つ目はフランスの民法に類似の規定があったことです。

二つ目は、わが国の判例において、遺産分割協議が終わるまでの間ではあるものの、被相続人と同居していた相続人に使用貸借関係を認めたものがあり、同居の相続人を保護する姿勢が見られていたからです。

ここで参考の判例を提示しますね。

最判平成8年12月17日
共同相続人の一人が相続開始前から被相続人の許諾を得て遺産である建物において被相続人と同居してきたときは、特段の事情のない限り、被相続人と右同居の相続人との間において、被相続人が死亡し相続が開始した後も、遺産分割により右建物の所有関係が最終的に確定するまでの間は、引き続き右同居の相続人にこれを無償で使用させる旨の合意があったものと推認されるのであって、被相続人が死亡した場合は、この時から少なくとも遺産分割終了までの間は、被相続人の地位を承継した他の相続人等が貸主となり、右同居の相続人を借主とする右建物の使用貸借契約関係が存続することになるものというべきである。

こういう事情をふまえ、相続法の改正において配偶者居住権が創設されたんだと思います。

という訳で今日もこれぐらいに(;^_^A アセアセ・・・

ミースケ:あまり長いブログも読むのがしんどいしね(;^_^A アセアセ・・・

(了)

行政書士あおぞら法務事務所では、遺言書の作成・遺産分割協議書等の作成・任意後見契約書の作成に関連する遺言・相続等にまつわる様々なご相談を承っております。

兵庫県西宮市を中心として、阪神間、関西一円でのご相談を承ります。

電話やメールでのご相談なら、全国対応が可能です。

ご希望があれば、遺言や成年後見制度のセミナーを開催いたします。

行政書士の職務を通じて、みなさまが幸福になれることのお手伝いをできればと思っております。

今回もお読みくださり、ありがとうございました!

あなたの暮らしを法務でサポート!
西宮市役所すぐ近く!
行政書士あおぞら法務事務所
特定行政書士 黒 田 信 夫
TEL:0798ー39ー8385
お問い合わせフォームはこちらです。

« »